市川矯正歯科クリニック

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ごあいさつ

矯正治療について(コンセプト)

矯正治療は、歯並びをきれいにするだけでなく美しい素敵な笑顔を自分にもたらすだけでなく自分への自信にもなり自分の友達やはじめて合う人たちにも明るいスマイルをもたらし気持ちよく感じる違いありません……
そんなきれいな歯並びを治療することにお手伝いできればと考えています。
当院では外側に装置をつけて行う従来の治療だけでなく内側に矯正装置をつけて行う治療を20年に亘り行っており、他人の人にきずかれないで治療をご希望であれば従来の治療と同じように行うことができます。

小学生以下の保護者の方へ

乳歯列期:3歳~6歳まで

永久歯列と比べると大きな異常は少ないのですが指しゃぶりなどの悪習癖や睡眠姿態その他の原因で歯並びや咬みあわせに問題が起きてくることはあります。 お子様の場合、指しゃぶりや舌で歯を押さえることで、歯並びや咬み合わせが悪くなってしまうこともあります。 悪い癖や生活習慣を早い段階で改善することで、歯並びを改善することができます。 この時期になると本人の協力も得られやすくなり治療が可能な場合もありますので是非ご相談下さい。

舌・指の癖や態癖

舌の癖や指しゃぶりの癖は、放っておくと歯並びが悪くなる原因になります。

舌癖

舌癖とは、舌で歯を常に押さえ続ける癖を指し、その結果前歯が咬み合わなくなったり歯の間に隙間ができたりします。

指しゃぶり

永久歯が生え始めても指しゃぶりの癖がある場合は治す必要があります。 前歯が噛み合わなくなってしまったり、前歯を押し出したりしてしまい「出っ歯」になってしまう可能性があります。

態癖(頬杖・うつぶせ寝)

態癖とは、よくない生活習慣のことで、頬杖や寝相のうつぶせ寝などを指し、咬み合わせに悪い影響を与えます。 長時間に渡る持続した力で顎や歯並びが変形してきます。

早めの治療が必要な症例

  • 顎がずれて咬んでいる場合。放置すると顎の手術が必要になることがあります。
  • 指しゃぶりなどの癖が原因になっている可能性のある場合
  • 上顎の拡大が必要な場合
  • 奥歯の移動が必要な場合
  • 骨格の悪いケース。成長期なら骨格を改善できる可能性があります

気になることは早めに相談されておくことが懸命です。

3歳からの受け口治療 「ムーシールド治療法」

市川矯正歯科クリニックでは、お子さんの反対咬合(受け口)に対し、3~4歳からの早期治療をおすすめしています。 ムーシールドという装置を、寝てる間だけお口の中にはめていただくだけです。治療期間は数か月から半年程度です。

ムーシールドとは

ムーシールドは反対咬合(受け口)の早期初期治療に用いることのできる夜間使用するだけの取り外し式の矯正装置です。 3歳から使用することが可能で、舌や唇の筋肉のバランスをコントロールすることによって受け口を治すとても体に優しい装置です。 使用期間は約半年~1年。治療効果は早期治療になるほど高く、約90%で改善が見られます。
早期に反対咬合を改善しておけば、前歯が永久歯に変わる小学校2年生ごろまでの5年間ほどを、正常な噛み合わせで過ごせるので顎骨も正常に育ち、その場所に生える永久前歯も正常咬合が期待できます。
下のあご骨が大きくなりすぎる前の幼少期に治しておきましょう。そのままの状態で成長してしまうと、治療法の選択肢が少なくなって治療も難しくなり、過成長してしまった下あごの骨を切断するといった負担の大きい手術でしか対応出来ないケースも出てきます。 ムーシールドは夜寝ている間に装着するだけで矯正ができます。小さなお子さんに与える影響は非常に軽い治療法です。早めに当院までご相談にお越し下さい。

小学生の保護者の方へ

小児矯正

成長期の子供に対する歯列矯正である「小児矯正」はあごの骨の成長具合と矯正開始時期を合わせることが大切です。 この開始時期の違いによって治療結果に大きな差や、メリット・デメリットが発生します。 治療開始の目安は、6歳臼歯(一番最初に生える奥歯の永久歯)の萌出や前歯の生え替わり後などで、その時期に上顎と下顎の咬み合わせがズレている場合、それを改善したり最小のズレにとどめる治療を行います。
また、矯正歯科治療は、治療をしても追いつかないほどあごが成長する「思春期性成長」時期には行わないことが一般的です。

小児矯正のメリット

1.綺麗な歯並びに仕上がる

顎の成長をある程度コントロールできるので、見た目が自然で良い治療結果が得られます。

2.歯を抜かない治療

顎が狭かったりする場合、顎を広げたり、顎の成長を正しい形に促したりする事で、不必要な抜歯の可能性を減らす事ができます。 例えば成長後に矯正治療をした場合、永久歯抜歯が必要なケースでも、小児期から矯正治療を行う事により、非抜歯での治療が可能になる確率が高くなります。

3.顎の歪みや曲がりの程度を減らす

顎の成長期において、かみ合わせが正しくない状態が続く事により、顎の変形の悪化することがあります。 あごの成長が残っている時期にかみ合わせを改善してあげる事により 、バランスのとれた偏りの無いかみ合わせに改善される可能性も十分あります。

4.コンプレックスの解消

目立つ部分の歯並びを早めに改善する事によって、健全な精神発達の環境を整え、コンプレックスを解消する事ができます。

小児矯正のデメリット

1.治療期間が長くなることがある

小児矯正はほとんどの場合、あごの骨の成長が終わる15歳前後まで経過を観察する必要があるため、矯正期間が長くなることが多いです。

2.大人になってから再度矯正が必要になることがある

受け口の場合には骨格的な問題も大きいため、大人になってから外科矯正が必要となるケースがある。

3.治療の結果に差が出る

お子様本人が治療に協力的でない場合には、良い治療結果が出にくくなります。

4.むし歯になりやすい

矯正中は複雑な形をした装置をつけるため、磨き残しがでることが多く、虫歯になりやすくなります。 注意深く歯のケア(ブラッシング)を行いましょう。

このような歯並びの場合は早期矯正治療をすることをお勧めします。

出っ歯(上顎前突)

上の顎が出ているものを上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。

反対咬合(はんたいこうごう)

下の顎が出ているものを反対咬合(はんたいこうごう)と言います。

叢生(そうせい)

そして前歯が生えるすき間が無く、歯がデコボコに生えてしまうものを叢生(そうせい)と言います。

開咬(かいこう)

上の顎と下の顎が咬み合わずに開いているものを開咬(かいこう)と言います。

上記4つの咬み合わせの症状を示している場合には、早期矯正治療をすることをお勧めします。また、永久歯の生えるすき間のないくらい顎が小さく、歯がでこぼこに生えてしまいそうな場合、スペースの管理を行っていくことにより簡単な治療にて良い歯並びを得ることが出来ます

中高生・成人の方へ

成人矯正

矯正治療は子供のイメージが強いですが、近年、見えにくい矯正器具などの普及により成人の方の矯正が増えてきています。
「歯の矯正は子どものときにしておくもの」「大人は歯がなかなか動かないのでは」、「矯正装置をつけていると恥ずかしい」など、 矯正治療をあきらめてしまっていませんか?
たしかに、子供の乳歯から永久歯に生え変わる時期に矯正治療をすると顎の位置を正しい位置に動かせる可能性が高く、治療をはじめるには非常によい時期です。 しかし、成人の場合は発育が完了しているため治療計画が立てやすく、本人が納得して日頃のケアや通院に積極的に取り組むため、スムーズに矯正できるというメリットがあります。
矯正治療の目的は、きれいな歯並びや口元を得るだけでなく、かみ合わせを改善し、お口の中を健康に保っていくことにあります。歯並びを整えることにより、虫歯や歯周病のリスクが軽減され、歯の寿命を延ばすことができます。 矯正治療に年齢制限はありませんが、年齢を重ねるごとに、リスクも上がり、治療方針が狭まってくることも事実です。 歯並びの不正が気になりましたら、早めにご相談ご来院ください。

成人矯正のメリット

1.効率的に治療できる

子供とは異なり、本人の意思で治療を受けるため、矯正治療に対する、理解、協力性が比較的得られやすい。

2.治療計画が立てやすい

発育が完了しているため治療計画が立てやすい。

3.全身に好影響がある

歯の審美的な面だけでなく、かみ合わせを改善し、肩こりや顎関節症の改善など全身によい影響を与えやすくなります。

4.むし歯や歯周病になりにくくなる

歯並びが悪いと、歯ブラシが届かない場所もたくさんあります。そこで、矯正治療によって、歯ブラシでしっかりと磨くことができるので、むし歯や歯周病を防ぐことができるのです。

成人矯正のデメリット

1.社会的制約が多い

平日はお仕事などで、土・日曜日しか治療できない。

2.抜歯が必要になるケースがある

顎の成長は見込めないため、歯の移動による治療となる。そのため抜歯が必要になる場合がある。

矯正装置の種類

矯正治療に使用する装置は従来からある外側に装置を装着して治療するものが一般的な治療方法ですが、当院では内側に矯正装置を装着して行う“見えにくい(舌側)矯正治療(リンガル・システム)”を行っており患者さまのニーズにあった装置を選択することが出来ます。 治療期間においても外側に装置を付けて矯正治療を行った場合に比べて見えにくい矯正装置で治療を行ってもほぼ同じ期間かより短い期間で治療できる場合もありますので装置の選択の際ご相談下さい。

外側からの装置

  • 素材は金属のブラケットを使用した場合、少し目立つが費用が安い
  • 透明で目立たないブラケットを使用した場合,金属に比べて目立たない

内側からの装置

  • 上の歯のみ内側にブラケットを装着し下の歯は外側に透明な装置、この場合でもほとんど矯正治療しているのが分からず比較的リーズナブル
  • 上下の歯とも内側につけ行う装置、この場合は治療しているのがだれにもわからない
見えにくい(舌側)矯正(リンガル・システム)

見えにくい矯正とは

見えにくい(舌側)矯正治療(リンガル・システム)とは歯の裏側に装置を付ける治療法です。正面からは装置が見えにくいので、誰にも気付かれる事なく矯正治療をする事が出来ます。しかし装置に慣れるまであまりうまく発音出来ない事がある為、気にならないように準備が必要になります。これをクリアー出来れば誰も治療に気付く事は無いでしょう。

見えにくい矯正治療 装置装着装置の写真
見えにくい矯正治療 装置の写真
(上図:正面/下図:下顎)

Q&A

Q1誰でもリンガル・システムで治療できるの?

特殊な例でない限り、ほどんどの方はリンガル・システムで治療できます。

Q2話しにくくなりますか?

ほかの矯正装置でも最初は話しにくくなります。話しにくくなる程度は歯並び状態や舌の位置によって違いますが、一時的なものです。

Q3治療費は高い?

特別な装置と技術が必要ですので、通常よりも高くなります。

Q4違和感は大きいですか?

最初の違和感は外側につける装置と同じです。違いはリンガル・システムは舌にあたり、外側につける装置は頬と唇にあたるということです。普通は1~2週間で慣れてしまいます。

Q5治療期間は長くなる?

いいえ、治療期間は外側につける装置と同じです。症状によっては、リンガル・システムの方が早く治ることさえあります。

非抜歯矯正

非抜歯矯正(抜かない矯正)とは

矯正治療は、正しい位置に歯を移動させることで歯並びを整えます。 歯並びが悪いのは、歯を並べる顎のスペースが不足していることが主な原因ですから、きれいな歯並びにするためには何らかの方法でスペースを作らなくてはなりません。 例えば4人掛けのイスに5人の人間は座ることができません。そうなると5人がけのイスを用意する必要があります。 歯列の幅を広げることで、4人掛けのイスから5人掛けのイスにしていきます。

通常の矯正は、第一小臼歯を上下左右1本ずつ(計4本)抜いて、その空いたスペースを利用して歯を並べる方法が一般的です。 しかし、健康な歯を抜きたくないという思いから、非抜歯矯正を希望される方は多くいます。

残念ながらすべての方が非抜歯で矯正を行えるわけではありません。歯の生え方や骨格はそれぞれに異なり、患者さんの症状によっては、非抜歯には適さず、抜歯をしてスペースを設けることで最良の結果が得られるケースが多くあります。矯正は歯をただ一列に並べればよいというわけではなく、かみ合わせや顔貌(顔立ち)を良い状態にすることが必要だからです。

しかし、歯を抜かなくても治療可能な症例であれば、もちろんそれに越したことはありません。 抜歯が必要か、抜歯せずに治療できるか、個々の症例については、カウンセリングの際などお気軽にご相談ください。

急速拡大装置による非抜歯治療法

歯列を側方へ拡大する

歯列自体を外側に拡大することでスペースを作る方法です。 拡大できる幅には限界があり、どんな症例でも拡大で対応できるわけではありません。 顎の成長期である子供や、歯列の幅が狭い場合、歯が内側に傾いている場合などに適した方法です。 無理に多量に拡大すると後戻りが起こったり、口元が突出して審美的に悪くなる場合がありますので、まずはご相談ください。

奥歯を後方へ移動する

一番奥の歯をさらに後方へ移動することで、スペースを作る方法です。 奥へ移動できる幅には個人差がありますから、すべての症例が対応できるわけではありません。 また、日本人は顎の奥行が浅いので、移動できる幅も少ない傾向にあるようです。

保険適応治療

保険診療による矯正治療

矯正治療は一般的には健康保険は適用されません。しかし、顎変形症および口唇口蓋裂等を伴ういくつかの指定の先天性疾患の場合には、保険で矯正治療を行うことができます。 当クリニックは健康保険で顎変形症を伴う患者様の矯正治療を行うことが出来ます。

変形症の保険治療

顎骨の状態に問題があり、反対咬合や過度の上顎前突、開咬など咬み合せが大きくずれていたり、顔にゆがみがある場合には、顎骨の外科手術が必要な場合があります。そのようなケースは「顎変形症」と診断され、外科手術および前後の矯正治療に保険が適用されます。 通常の歯並びだけの矯正治療では十分な効果が得られないような症状でも、外科手術によって大きく改善できる場合がありますので、どうぞご相談ください。

顎変形症とは

顎の骨は、上の顎と下の顎、頬骨(きょうこつ) で形作られています。 顎変形症は、顎の骨の形・大きさの異常や位置バランスの崩れが原因 でおこります。顎のバランスが崩れているので、見た目の問題だけではなく、かみ合わせがわるくて上手く噛めない、話しづらいといっ た症状などの機能の異常を生じることがあります。

口唇口蓋裂の保険治療

口唇口蓋裂とは、生まれつき唇や上顎骨が結合していない状態のことで、疾患として保険治療の対象となります。治療期間は長くかかりますが、適切な治療を行うことで機能面でも審美面でも大きく改善し、生活の質を向上することができます。

矯正費用

矯正治療費用について

初診相談料は無料でかかりません。
精密検査料は38,500円(税込)で診断相談料が含まれます。
治療開始後は月決処置料が5,500円(税込)/月かかります。

装置料

早期治療(小児の矯正) 220,000円~
部分矯正治療 220,000円~
外側からの金属の矯正装置 660,000円
外側からの透明な矯正装置 770,000円
上顎だけ内側からの見えにくい(舌側)矯正装置 1,100,000円
上下とも内側からの見えにくい(舌側)矯正装置 1,320,000円

ホワイトニングの治療費は、マウスピース製作代2,200円とホワイトニングジェル(1サイクル分)5,500円です。
*上記の料金は治療費の目安です。治療内容や症状により料金が異なる場合があります。詳しくはご相談下さい。
*お支払いは無利子での分割が可能です。
*上記は全て税込価格です。

矯正治療の流れ

Step1 矯正相談

初回はお口を診させていただき矯正治療のための装置、期間、費用の説明をいたします。(初回相談無料)

Step2 検査・診断結果の説明

レントゲン(セファロ、パントモ)顔写真、歯列模型をお取りし、診査、診断の結果について詳しく説明を行い、治療の方法を決めていただきます。

費用 38,500円(消費税込)

Step3 治療のための装置装着

装置装着前にカリエスの処置、歯のクリーニングを行い治療の準備を行い その後、装置を装着、治療を開始します。装置装着後ブラッシング指導、装置についての注意点の説明も行います。

Step4 治療

3〜4週間に1度の来院で治療内容により期間は異なりますが1年6ヶ月〜2年くらい治療期間がかかります。

Step5 治療終了・保定・メンテナンス

装置を外した後、歯が安定するまでの間リテーナーという保定装置を使用していただき歯の安定をはかり歯のメンテナンスを行い歯の状態の安定を待って矯正治療の終了となります。

リスクや副作用について

矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について

1.最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1,2週間で慣れることが多いです。
2.歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3.装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
4.治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
5.歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
6.ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
7.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
8.治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
9.治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10.様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12.矯正装置を誤飲する可能性があります。
13.装置を外す時にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
15.装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16.あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。(小児矯正)
17.治療後に親知らずが生えて、凸凹が正日可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

矯正治療Q&A

Q1 舌側矯正をすると話しにくくないですか?

最近では、裏側に装置を付けて治療を行うことが出来るようになりました。だいたい3~4週間で装置に慣れ、正しく発音も出来るようになります。しかしサ行、タ行などの、舌が少し装置に触れやすい音は慣れるまで 多少時間がかかりますがほとんど問題はないと思われます。

Q2 裏側の矯正装置を付けて治療をすると治療期間はどの位かかるんでしょうか?

表側の装置と裏側の装置で比較しても治療期間は1年半~2年位でほとんど変わることはありません。しかし舌側矯正の場合、装着用の装置を作るのに約4週間かかるため治療開始までの準備としてお待ちいただく期間があります。

Q3 矯正治療を開始する年令が大人になっていては遅くないのでしょうか?

矯正治療を開始する年令は、20代以降になっても問題ありません。しかし年令が高くなるにつれ歯を支える歯周組織の病気を起こしている場合や歯周病になりやすいため予防処置をしながら治療を進めることが大切です。

Q4 矯正治療とは?

悪い位置にある歯や顎の形を整え、正しく美しい歯ならびを作り出すことです。また、口の中の健康だけでなく心身共に明るく、健康に成長していく手助けとなる大きな役割を持っています。

Q5 治療はいつから始めたら良いのでしょうか?

それぞれのケースより、最適な開始時期が違います。少しでも変だなと気付いた時にすぐ相談され、診察を受けるのが良いと思われます。また、大人でも矯正治療は可能です。矯正治療は年齢に問題なく治療を行うことができます。

Q6 どんな装置を使ってどのように治療するのですか?

装置は一人一人に最も適したものが使われます。口の中に使う装置のほとんど固定式のもので、一本一本歯に接着します。装置を歯につけますと、3~4日は歯がしめつけられるような痛みがありますが、除々に痛みはやわらぎ慣れていきます。その後の日常生活に、ほとんど影響がありません。これ以外の装置としては、頭部や頸部あるいは口の中に取りはずしのできる装置を装着し、家の中で時間を決めて使用してもらうものもあります。

Q7 矯正治療を成功させるために!

矯正治療は装置を装着すれば治るというわけではありません。いちばん大切なことは治療する「本人のやる気」と治療における「協力」が必要なのです。 これがあれば矯正治療は成功したのと同じです。

Q8 治療期間と時間はどのくらいかかるんですか?

治療期間は症状によって個人差はありますが、ふつう1年~2年半位の期間がかかります。しかし、長い方で数年にわたることもあります。治療が終了した後に、あともどりを防ぐために取り外し可能な装置を1~2年使用していただきます。 毎回の治療は1ヶ月に1度、通院していただき、1回の治療時間は15分~60分ほどです。

Q9 費用支払方法は?

費用は治療の内容、難易度、期間により異なります。治療開始前に検査を行い、それに基づいて、医師から治療方針、費用、支払方法(分割が可能です)などについて説明がありますので、その時にご相談下さい。

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